IT新卒のブログ

大手IT企業の新卒2年目が本の要約について発信します

運を支配する ~運を操る思考法~

運を支配する

 

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今回紹介する本は、サイバーエージェント藤田社長が恩師と仰ぐ桜井氏と藤田社長ご本人の共同著書になります。

 

仕事で運がよく成果をあげられた幾度も場面があり、その際に上司から勧められた本になります。

 

 

この本のポイントは

「運」はコントロールできないもの、人間みなに平等に付与されるものとされているが実はそうではない。
むしろ「運」は自分次第で掴むことができる。

ということでした。

 

 

以下著書で書かれていた運をコントロールする方法、運を自分自身で掴む方法について紹介します。

 

 

 

1.Simple is bestを意識せよ

なぜビギナーズラック(初心者の幸運)が存在するのか、そこには論理的な理由が存在する。

初心者は物事を実直に、素直に、ありのまま捉えるからだ。経験や知識が増えるにつれて、様々な選択肢や猜疑心が生まれる。これが迷いにつながる。(『運を支配する』幻冬舎新書(2015)桜井章一藤田晋)

 

ゆえに初心に帰り、物事をありのままにとらえて決断をすることが大切。

知識や経験が邪魔をして、物事を純粋に見すことができなくなるような場面は大いにあるのかもしれません。

現代はSNSやネット検索によって簡単に情報が手に入る時代。

逆に情報過多社会とも言われており、求めてもいない情報が目から耳から入ってきます。

本当に自分に必要な情報・正しい情報が取捨選択できないと、見ず知らずのだれかが発信した意見などに踊らされる人生になってしまうかもしれません

 

2.順風満帆の生活の中でも危機感を抱け

人間の可能性を100パーセント引き出すのは、残念ながら夢や希望に燃え

ているときではなく、危機感を感じている時・追い込まれている時。

逆風はつらくて苦しいが、それを乗り越えればその過程が厳しいだけに

高次元の能力をつけることが可能である。

(『運を支配する』幻冬舎新書(2015)桜井章一藤田晋)

 

「コンフォートゾーンにでは成長できない。」

自分の居心地のいいと感じる職場や業務は、現在自分が成長できていない証拠なのかもしれません。

常に自分を客観的に見つめることで、今自分が成長しているのかどうかを振り返る癖をつけたいです。

勘違いしてはいけないのは、人間関係における居心地の良さは全く持って問題ないと思います。あくまで業務における「緊張感」が大切だと自分は読み取りました。

 

3.雑用にも全力で向き合え

手を抜くことを覚えるとツキが逃げる。

仕事に慣れると人は楽をしたくなる。資料作りや関係者の巻き込みなどで、手を抜きはじめる。

周りの人間はそういった仕事への姿勢や誠意を感じて、この人は丁寧な仕事ができない、と思い仕事を振ることをしなくなる。

(『運を支配する』幻冬舎新書(2015)桜井章一藤田晋)

神は細部に宿るじゃないですけど、仕事の細かいところまで気を配って全力でやるような人にはチャンスが降ってくる、ということではないでしょうか。

 確かに仕事に少し慣れてきて、手を抜いてしまっている場面があるのかもしれません。

ビギナーズラックの際にも述べましたが、やはり初心忘るべからずですね

 

4.まとめ

以上3つのポイントに絞って、運を支配する方法を紹介しました。

  1. Simple is bestを意識せよ
  2. 順風満帆の生活の中でも危機感を抱け
  3. 雑用にも全力で向き合え

上記のポイントは運を支配するために本書で紹介されたごく一部にすぎません。

気になった方はぜひ、ご自分で読んでみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

運を支配する (幻冬舎新書)

運を支配する (幻冬舎新書)